大統領の腕時計<何を付けているか知ってますか?>

時計

突然ですが、この腕時計知っていますか?   

これはTIMEXというブランドの時計です

時計に詳しくない人でも、安価で手に入れやすいので、知っている人結構いるんではないでしょうか

今回はこのブランドつながりで「大統領の腕時計」という内容です

それでは、いってみましょう

2つの時計の共通点

このTIMEXの時計
私、数年前に9千円程で購入しました

ここで、全く別の時計をご紹介します

こちらは、以前もこのブログで取り上げたロレックスの時計

世界的に有名な高級時計の代名詞的なモデルです
当然金額も最低でも数十万円します

この2つの時計、タイプも違えば価格も全く違います
ただ、ある共通点があります

わかりますでしょうか?

そう、それは
タイトルにある通り

アメリカ大統領が腕にしていた時計ブランドです

意外と思われるかもしれませんが、事実です

大統領の時計   

アイゼンハワー大統領

この2つのブランドを着用していた大統領

分かっているだけでもこれだけあります
<新しい順>

  1. バイデン:2021年~
    ロレックス(デイトジャスト)
  2. トランプ:2017年
    ロレックス(デイデイト)、パテックフィリップ等
  3. オバマ :2009年
    ヨーグ・グレイ、タイメックス 
  4. ブッシュ(息子):2001年~
    タイメックス(イージーリーダー) 
  5. クリントン:1993年~
    タイメックス(アイアンマン) 
  6. レーガン:1981年~
    ロレックス(デイトジャスト) 
  7. ジョンソン:1963年~
    ロレックス(デイデイト)、ヴァルカン
  8. ケネディ:1961年~
    オメガ、カルティエ、ロレックス(M) 
  9. アイゼンハワー:1953年~
    ロレックス(デイデイト※)
    ※別名プレジデントウォッチ 

特に、最近は5人連続でこの2つのブランドのどちらかを着用しています

クリントン大統領以降の5人全員です

ロレックスは世界で一番認知されている高級時計ですので大統領が着用するのはわかります

しかし
タイメックスは意外ではないでしょうか

私は意外でした

数年前に購入したときは、そのような時計とは知らず
偶然、そのことを発見したときは結構驚きました

なぜなら、アメリカってゴリゴリの資本主義で、お金こそ正義みたいなイメージを私は持っていたからです

「アメリカのトップであれば、それなりのブランドをするべきだ」

と周りも本人も思うんではないかと  

この人もタイメックス

なぜタイメックスなのか?

なぜタイメックスが選ばれたのか?

これには理由があります

それはタイメックスというブランドの生い立ちと現在の立ち位置です

分かりやすく言うと  

歴史あるブランドの中で
唯一純国産のブランド

だからです  

アメリカの時計産業の歴史は18世紀から始まり、精度では劣るものの、19世紀にはスイスより先に大量生産を始めていました
逆にアメリカの大量生産方式をスイスが取り入れて発展した、という歴史があります

タイメックス以外でもアメリカ発祥で歴史ある有名なブランドは存在し根強いファンもいます  

主なブランドは以下ですが、いずれも現在は純粋なアメリカのブランドではありません

その中でタイメックスのみが拠点・資本ともにアメリカです  

=アメリカ発祥の主なブランド=

  1. ウォルサム:1850年~ 懐中時計
    →1957年拠点はスイスへ
  2. タイメックス:1854年~ ダラーウォッチ、ミッキーマウス、アイアンマン
    →★拠点も資本もアメリカ★
  3. ブローバ:1875年~ アキュトロン(音叉時計)
    →2008年シチズンにより買収
  4. ハミルトン:1892年~ カーキ、パルサー,ベンチュラ
    →2003年拠点はスイスへ
  5. ボールウォッチ:1891年~ 鉄道時計
    →拠点はスイスへ 

言葉を変えて言うと

アメリカ発祥のメーカーが日本やスイスの勢いに押されて、唯一「純国産」として残ったのが大衆路線のタイメックスだった

ということです

アメリカ大統領がタイメックスを着用する理由

それは「自国愛」のためです

※もちろん民衆へのアピールのためもあるでしょうが

    この人もタイメックス

一目置かれるタイメックス

タイメックスは言葉は悪いですが「安物の時計」の分類に入ります

しかし、一目置かれているメーカーだと私は思います

それは、大統領が付けている、ということもありますが
大統領以外でも著名人が結構つけています

それは自国愛以外にも2つの要素があると思います  

  1. 150年以上の歴史 
  2. 安価な時計であっても、そのブランドに筋の通ったポリシーがある
    「大衆が求める安価で壊れにくいものを提供する」 

現時点においては、安価な時計メーカーは沢山ありますが、タイメックスとの違いは「歴史」と「ポリシー」だと思います  

安物買いの銭失い?

先ほど言ったように、タイメックスは「安物の時計」です

では、世間でよく言うところの  
「安物買いの銭失い」
なのか?  

私的には
答えは No
です

私の場合は、正直、買って正解でした

コストパフォーマンス非常に良いです
純粋に実用時計として優れていると思います  

私所有のタイメックスのレビューも後日できれば載せたいと思います

日本における「タイメックス」は?

日本は時計大国なので世界有数の時計メーカがあります

当然「純国産」

総理大臣も公式の場では国産を着用しているようです

現総理の岸田首相の時計は、首相就任時に「33万円の時計」として話題
というか
SNSでバッシングされていました(苦笑)

こちらも別の機会に記事にできたらと思います

ちなみに、アメリカ大統領がロレックスを付けていると批判されることもあるそうです

理由は「高いから」、ではなくて

「自国製じゃない」から  

その観点から言うと
岸田首相は真っ当な時計を付けている
ということになります  

まとめ

以上、アメリカ大統領の時計についてでした

いかがだったでしょうか
タイメックスのイメージ変わったでしょうか?(^^;

最後にもう一度まとめると

ここ20年以上、アメリカ大統領が着用している時計は
高価なロレックスと安価なタイメックスのどちらかである
そして

安価なタイメックスが選ばれる理由は
アメリカ自国愛である


でした


皆さんの参考になれば幸いです

ちなみに、私はこの2つのブランドともに所有していますが
ちゃんと自国愛もあります
国産ブランド持っています(^^;


では、良い時計ライフを

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