以前、投稿したこともある、私所有のSEIKOアルピニスト(SARB017)が最近遅れが目立ってきました
メーカアナウンスによると3年から4年がオーバーホール目安とのことで
時計修理店にオーバーホールの正式見積もりを依頼したところ、回答がありましたので、ここでご紹介したいと思います
見積もり依頼を出した記事はこちら
同じように、時計の遅れが目立ったり、オーバーホールを考えている人の参考になれば幸いです
それでは、いってみましょう
簡単に結論から言うと
メーカーではなく、いわゆる時計修理店に正式見積もり依頼を出したところ
見積もり額としては最初の概算より6,600円高くなりました
概算では
16,500円(税込)
#部品交換がない場合の基本料金
正式では
16,500円(税込)+6,600円(税込)+オプション※
#部品交換分(6,600円)が追加
※オプション=仕上げ研磨
部品代を入れても他社と同じかそれ以下の金額なので、そのままオーバーホール(23,100円)をお願いしました
※オプションはなしで依頼
見積もり明細
見積もり明細はこんな感じです
↓
追加費用について
今回は基本料金とは別に2つ(3.ゼンマイ&4.ひげゼンマイ)が追加となっています
それについて、掘り下げてみましたが、必要な交換・作業だと判断しました
こちらが、掘り下げた内容
ゼンマイ交換
修理店の言い分
ゼンマイとは時計の動力部です。内部で発生する金属同士の磨耗などで汚れ・劣化しやすくなります。今回、劣化が見受けられる状態の為交換が必須となります。
<修理店より>
弊社より純正品を取り寄せを行いまして、交換させて頂きます。
そもそも、「ゼンマイ」って何?
機械式時計はゼンマイが動力源です
#いわゆる「チョロQ」と同じ
#主ゼンマイとも言う
ヒゲゼンマイ修正
修理店の言い分
テンプと言われる時計の心臓部に当たる部品となっております。
<修理店より>
衝撃や経年により 少しずつ中心からずれていきます。
そのズレを修正することで、時計の精度を安定させる、というような作業でございます。
そもそも、「ひげゼンマイ」って何?
先ほどのゼンマイとは全く別物でテンプを構成するパーツの一部
ヒゲゼンマイがバネのように伸縮することで、テンプが駆動し正確な時を刻む
テンプを動かすヒゲゼンマイは時計の精度を決めるうえで非常に重要
【参考】機械式時計の仕組み
機械式時計の仕組みはこんな感じです
今後の予定
- 正式見積依頼~受領
<予定:2週間程度>
→【完了】実績13日 - オーバーホール依頼~時計受領
<予定:2週間~3週間>
→【依頼中】 ★今はここ★
※あと3週間以内には出来上がる予定です
まとめ
今回は、SEIKOアルピニストのオーバーホールの正式な見積もりがきましたので、それについての情報及び今後の予定についてご紹介しました
3週間以内には、オーバーホール完了する予定ですので、その時また寄稿したいと思います
→<OHから返って来た>
それでは今回はこの辺で
よい時計ライフを
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