私が所有しているSEIKOアルピニスト(SARB017)
オリジナルは皮ベルトですが、購入してすぐに金属ブレスレットに変えていました
ただ、最近そのベルトが緩く感じてきたため、元の皮ベルトに戻してみました
時計業者にたのまず自力で交換できました
その交換方法と注意点、そして変えた後の印象をレビューしたいと思います
ベルト交換を考えている方の参考になれば幸いです
それでは、いってみましょう
結論を先に言うと
ベルト交換は自分で工具を使って行いました
最初は上手くいきませんでした
が
あるポイント・コツをつかむことによって
自力で交換することができました
交換を考えている方はこのポイントは知っておいて損はないと思います
業者に頼むと工賃(千円程度)がかかります(^^;
#ついでに、洗っ時計で洗浄してかなりキレイに
交換後はだいぶ印象が変わります
冬は皮ベルトが個人的には良いです
交換前
交換後
交換の前に
時計本体とベルトの構造
ベルト交換するにあたって、まずは、どのように時計本体とベルトがくっついているのか
というのを理解しておく必要があります
時計とベルトをつなぐ部分をラグといいます
そのラグに穴があいていて
その穴に棒(ばね棒)を通し、それを接点としてベルトが付いています
入っていたばね棒はこちら↓
ばね棒の端が伸び縮みします
端を道具で縮めてベルトを外します
使ったもの
道具は「交換用ベルト」と「ばね棒外し」だけです
これだけで交換は可能でした
ばね棒外しは、通販で普通に売っています
※ただし、ばね棒外しだけでは時計本体(ラグ裏)が傷つく可能性大です。
傷つくといっても、ラグの裏側なので隠れた部分であり目立たないですが
傷つけるのが嫌な人は、養生するためのテープ等が必要です
交換方法
ベルトを外す
①片方のばね棒をずらす
-1.ばね棒外しのV字部分でバネ部分を押して縮める
細かく言うとこんな感じ(ばね棒視点)
-2.縮めた状態で穴から出して横にずらす
穴からばね棒出した状態にしておく 【ポイント1】
↓これが棒が穴から出た状態
※片側だけ完全には外れません!
※ばね棒先端がラグに引っ掛かった状態にしておくこと
②その状態のままで、もう片方のばね棒を同じ要領で外す
※片側が縮んだ①の状態をキープしたまま外すこと 【ポイント2】
これでやっとベルトが外れます
↓左右外れた状態
私的には、ポイント2でいったん挫折して諦めた過去があります(^^;
ばね棒を抜き取る
ばね棒は交換用のベルトでも使いまわします
ばね棒を差し込む
交換用ベルトにばね棒を差し込む
ベルトを取り付ける
ベルト外しとは逆のやり方で取り付けます
①片方のばね棒をラグ穴に差し込む
②ばね棒の反対側をばね棒外しv部分で押して縮めます
③この状態のまま、ラグ穴に差し込みます
※②の状態のまま③をするのが、結構難しいです
難しいがゆえに、失敗しやすく、そのたびにラグ部分にキズが入りやすい
⇒ラグ部分に事前に養生しておくと傷防止に
私の場合、傷だらけになりました(^^;
ただ、裏の目立ちにくい部分なので気にしていません
ついでに洗っ時計
ベルト交換ついでに洗っ時計でキレイにしてみました
かなり違います!
ただ、数か月ぶりに洗っ時計を使ったんですが
プッシュボタンが固まって液体が出にくくなってました(^^;
結局かなり時間がかかってしまった…
#これは何とかして欲しい
交換時間
キズつけないように養生するかどうかで時間は変わりますが
養生せず、準備万端で、事前に手順が分かっていれば、30分以内で可能です
慣れれば10分かからない程です
交換後はこちら
皮ベルトだと、かなり印象変わります
世間では、硬いという評価が多く、私のように金属ブレスレットに変える人多かったです
そして、登山に皮ベルトはどうなのか?と思います、が
まあ、これがオリジナルのアルピニストです
用途に合う合わないはさておき、時計全体のバランス的には良いのでは?と個人的には思っています
#だから買ったんですけどね(^^;
交換してみた感想
過去、一度交換しようとしたものの、コツがつかめず断念していましたが
今回、無事交換できて良かった、正解だったと思います
自力で交換出来るようになれば、他の時計も交換して色いろ楽しめるようになります
今後は違う素材を変えたり、色を変えたりして楽しみたいと思います
着用感は?
元々皮ベルトは固めでしたが、今回着用しても、やはり硬いのは否めません(^^;
ただ、以前ほどの違和感はなく、1週間もすれば慣れてきました
まとめ
以上、SEIKOアルピニストのベルト交換してみたことをレポートしました
コツさえつかめば道具は1つで安上がりに交換できます
ベルト交換を考えている方の参考になれば幸いです
それでは、良い時計ライフを
コメント